龍眼で元気をチャージ!自然のパワーをいただく龍眼の栄養素の機能性

竜眼(リュウガン;Euphoria Longana)は、日本では「リュウガンニク(龍眼肉・竜眼肉)」「ロンガン」などと呼ばれ、中国、台湾、タイ、ベトナムなど温暖な地域で栽培され、夏になると2cmほどの黄褐色の丸い果実を房状につけます。果実を割ると黒褐色の種子とそのまわりの半透明な白い部分があり、これを中国で伝説の神獣である龍の眼に見立てて「龍眼」と名付けられました。果実の構造はライチに似ており、外側に硬い果皮を剥くと表れる果実の白く半透明な果汁の多い部分を食用にします。生で食べるとブドウに似た甘さとわずかな酸味があります。果実は生食する以外に、ドライフルーツとしても利用されています。一般的な虚弱体質のほか、貧血傾向、病後・産後といった気力・体力が弱っている時の回復に利用されたり、胃腸虚弱で疲れやすい人の胃腸を丈夫にすると言われています。
(神戸女学院大学 高岡素子教授監修)
前の記事へ 一覧へ戻る 次の記事へ