宇宙食としても評価される キヌアが持つ栄養素の機能性

キヌアは乾燥して昼夜の気温差の激しい高地で育つことができる、生命力の強い植物です。南アメリカ原産で、栄養価の高さから古代インカ帝国では主食としても利用されていました。白米の2分の1くらいの大きさの粒でプチプチとした食感がくせになる、日本でも近年人気のスーパーフードです。NASAでは理想的な宇宙食として評価され、飢餓問題を救う奇跡の完全栄養食として注目されています。 栄養価が高く、白米と比較しタンパク質は2倍、食物繊維は16倍、葉酸、鉄分も多く貧血予防や改善にもおすすめです。ビタミンB群が豊富で、美肌に導いてくれる効果も期待でき、サラダにトッピングしたり、白米に加えるのもお勧めです。
(神戸女学院大学 高岡素子教授監修)

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