ひまわりは、北アメリカ大陸では紀元前から食用作物とされ、現在の産地は中国、ロシア、周辺ヨーロッパ諸国です。
食用品種のひまわりの種を炒ってから、歯で殻を割って中の核の部分を食べます。脂質が多く、松の実のような味がします。
中国やアメリカではおつまみとして親しまれています。炒ったヒマワリの種をそのまま食べる以外では、パン・クッキーなどに入れたり、サラダやスープのトッピングとしても利用されています。
栄養成分としては、脂質含量が非常に高いのが特徴で、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸、ナイアシンが豊富で、ミネラルではマグネシウム、カリウム、鉄が多く含まれており、美容や健康維持に嬉しい栄養素が豊富に含まれています。種は絞って搾油されてひまわり油として利用され、リノール酸とオレイン酸が多く含まれています。
(神戸女学院大学 高岡素子教授監修)
(神戸女学院大学 高岡素子教授監修)