香辛料の王様 唐辛子が持つ栄養素の機能性

唐辛子は生唐辛子を乾燥させた香辛料。辛い料理にはもちろん、ちょっとしたアクセントにも使える唐辛子。唐辛子には、ビタミンEとビタミンB6の成分が多く含まれています。ビタミンEは高い抗酸化作用があり、アンチエイジングが期待できます。B6はタンパク質の代謝を促進し、疲労回復効果が期待できます。また、辛み成分であるカプサイシンは、脂肪や炭水化物の代謝を活発にして、肥満予防や疲労改善効果があり、また、体温を上昇させ、血液の循環を良くすることで冷え性を改善し、発汗を促し、老廃物の排出を促することによる美肌効果も期待できます。
(神戸女学院大学 高岡素子教授監修)

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